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ファイアーエムブレム 聖戦の系譜
(バンプレスト・1996年5月14日発売・スーパーファミコン)
任天堂が生み出した傑作シミュレーションRPG、「ファイアーエムブレム」シリーズの第三作(正確には第四作なのだ
が、この前に発売された物は第一作のリメイク色が強いので)。難易度の高さで知られる同シリーズだが、この作品は 難易度は低め。何しろ、こういうゲームは決して得意ではない私が15回もクリアしたくらいだから。
このゲームのOPデモはクリア回数によって変化します。全て見るためには15回クリアしなければならないのです
が、そんな理不尽なオマケ要素が無くても、このゲームは楽しかった。面白かった。
このゲームは前半と、前半の十五年後に行われる後半に分かれています。後半は、前半のキャラの子供たちが活躍
するのだが、子供たちが「使えるキャラ」になるかどうかは、前半キャラのカップリングによってほぼ決まってしまう。
たとえば、エーディンという僧侶の女性がいる。彼女が結婚した場合、生まれる子供は弓兵とシスター。子供の職業
は固定されており、変更は出来ない。ならば彼女の夫には、力の強い弓兵が適しているのだが……。もしここで魔術 師や、力の弱い盗賊なんかを選ぶと、あわれ息子はまったく使えない能無しキャラとなる(笑)。前半のカップリングに よって、このゲームの難易度は大幅に変わる。たった一人で敵軍全滅させる殺戮キャラとなるか、足手まといにしかな らない能無しキャラとなるか、全ては親、そして彼らをくっつけるプレイヤー次第。
このカップリングに私は嵌まりました。で、気が付けば15回もクリアしてました(笑)。まあ2年近くかかりましたけど、
充分に元は取ったので満足してます。
スーパーファミコンのゲームなので、さすがに今は入手困難。任天堂さん、リメイクしてくれないかなあ。
高機動幻想 ガンパレード ・ マーチ
(ソニーコンピューターエンターテインメント・2000年9月28日発売・プレイステーション)
1945年、第二次世界大戦は意外な形で終結を迎えた。「黒い月」の出現。それに続く人類の天敵、幻獣
の出現。人を殺すために生まれたこの恐るべき天敵たちの前に、人類は存続のための戦いを余儀なくされ た。それから50年、戦いはまだ続いている。
1999年、幻獣勢力はついに日本に上陸。日本政府は熊本要塞の戦力を増強し、敵勢力の本州上陸を阻
止せんとしていた。強制召集された少年兵の一人に、この物語の主人公、速水厚志がいた……。
と、これ以上ないくらいにハードなオープニングですが、ゲームの内容は、かなり「妙」なものになっています。いえ、こ
れは褒め言葉なんですけどね(笑)。
このゲームは非常にクセが強いです。独自性に溢れたそのシステムに慣れない内は、ただのヘッポコ、幻獣のいい
的、学校生活でも能無しの嫌われ者です。一応、チュートリアルはあるのですが、それでも難しいです。
が、一度システムを理解すれば、貴方は戦神に変わります。たった一機で幻獣の大群を葬り去り、数多くの勲章を手
に入れ、人類の希望にして守護神となるでしょう。噛めば噛むほど面白い、スルメのようなゲームです。
最後に。このゲームの最強の敵は幻獣ではありません。人間です。特に、二股かけたら問答無用で「刺し殺す」原
素子さん。ある意味、テレビゲーム史上最強の「敵」です(苦笑)。 第二次スーパーロボット大戦α
(バンプレスト・2003年3月27日発売・プレイステーション2)
第三次スーパーロボット大戦α −終焉の銀河へ−
(バンプレスト・2005年7月28日発売・プレイステーション2)
ファミコン時代から発売され、根強いファンを持つ「スーパーロボット大戦」シリーズの傑作。
とにかくキャラが動く動く! まるで本物のアニメを見ているかのごときその動き、製作スタッフの熱意を感じさせま
す! ゲームシステムもよく出来ており、スパロボ最高傑作と言っても過言ではないでしょう。
唯一の不満は、カラオケモードが無い事。参加作品にマニアックなものが多くなり、歌詞が分からない歌も多いので、
是非つけてほしかったのですが……。 月姫
(TYPE−MOON・2000年12月29日に完全版が発売・パソコン<18禁>)
パソコンゲーム史上に残る異色作。まずこの作品は、普通のゲームショップでは売ってません。同人ゲームなので
す。同人誌ショップなどで手に入ります。あ、もちろん18歳以上の方限定ですよ(笑)。
同人ゲームと聞くと、大したゲームじゃないような気もしますが、このゲームは別格です。同人ゲームを超えた同人ゲ
ーム。このゲーム以上の企業製作のゲームを探すほうが難しいくらいです。
ゲームそのものは、オーソドックスなアドベンチャータイプ。だが、ボリュームが凄い。ストーリーも面白いし、キャラも
濃い。男性向けの18禁ゲームにも係わらず、女性ファンも多いという事実からも、このゲームの面白さと完成度の凄さ が分かるでしょう。
このゲームの好評により、おまけディスクである「歌月十夜」や、月姫キャラを使用した格闘ゲーム「MELTY BLOO
D」(こちらは渡辺製作所との共同製作)などが発売されました。いずれも傑作で販売も好調。凄いです。 Fate/stay night
(TYPE−MOON・2004年1月30日発売・パソコン<18禁>)
Fate/hollow ataraxia
(TYPE−MOON・2005年10月28日発売・パソコン<18禁>)
同人サークルから商業メーカーに転身したTYPE−MOONの商業作品第一弾。
18禁作品ですが、H方面の描写は控えめ。女性にもお奨め…してもいいのかなあ(苦笑)。
あらゆる願いを叶える伝説の『聖杯』を巡って戦う七人の魔術師と、彼らに従う七人のサーヴァント(古今東西の英雄
たちが聖杯の力によって召還された、使い魔のような存在)たちの物語。それぞれの願いや信念のため、魔術師とサ ーヴァントは力を合わせて戦う。主人公もその一人です。理想の果てに主人公が掴み取る結末は、ハッピーエンドばか りではない。それでも彼は戦う。決して譲れない理想のために、そして、誰よりも何よりも愛する人のために。
とにかく熱い。そして面白い。聖杯を巡る苛烈な戦い、そしてその中で培われていく大切な人たちとの絆。奈須きのこ
氏の重厚な文章が、それらを余すところ無く描写している。総プレイ時間60時間(推定)はダテじゃない。
キャラクターも秀逸。ヒロインたちは当然強くて可愛くて魅力的なのだが、男性キャラも異常なまでにカッコいい(美少
女ゲームなのにねえ。笑)。セイバー、アーチャー、ランサー、キャスター、ライダー、アサシン、バーサーカーの七つの クラスに分けられたサーヴァントたちの戦いとその生き様は、見る者全てを痺れさせるだろう。バットエンド救済コーナー 「タイガー道場」もオススメ(笑)。ぜひプレイしてみてください。あ、このゲームも「月姫」同様、18歳以上の方限定です ので注意してください。
ファンディスクとして発売された「hollow ataraxia」も傑作。本編ではイマイチ目立たなかったキャラや、不遇の最期
を迎えたキャラも生き生きと活躍しています。前作をプレイした方はこちらもプレイしてみてください。でないと、人生、損 をするかも? うたわれるもの 散りゆく者への子守唄
(アクアプラス・2006年10月26日発売・プレイステーション2)
元々はLefe(アクアプラスの18禁メーカープランド)から発売された18禁のパソコンゲームですが、PS2への移植に
伴い、18禁要素を取り除く一方で、パソコン版では無かった声優の音声を追加した作品です。
シミュレーションパートは決して難しくなく、きちんとプレイすればクリアできない人はいないでしょう。この難易度をどう
評価するかは人それぞれですが、私はいいと思います。二周目にレベルが引き継げないのは残念ですが(アイテムは 引き継げる)。
しかし、このゲームの魅力はシナリオとキャラクターにあります。アイヌ神話を連想させる名称は独特の世界観を生み
出し、獣のような耳や尾を生やしたキャラクターは個性豊かで、プレイヤーを大いに楽しませてくれます。彼らとの日常 が楽しいものであればあるほど、最終決戦の哀しみが増すというシナリオも秀逸。ラスボスに必殺技を決める際、各キ ャラのセリフが通常とは違うバージョンになるという芸の細かさも特筆すべきでしょうね。
このゲームはアニメ化もされています(全26話)。ゲームの魅力をほぼ余すところ無く再現する一方、ゲームでは表
現されなかった『大軍同士の対決』もあり、こちらも必見です。
そしてこのゲームが作った最大にして最も異質な作品が、インターネットラジオ『うたわれるものらじお』でしょう。主人
公ハクオロ役の小山力也さんと、ヒロインのエルルゥ役の柚木涼香さんがパーソナリティを勤めるこの番組は、聞く者 全てを爆笑へと誘う脅威のラジオとなりました。あまりの人気ぶりに番組を配信していたサーバーはアクセスが殺到し すぎたために一時機能が停止したほどです。CDも発売されていますが、こちらに収録されている特別編も…って、ゲ ームの紹介文じゃなくなっているな。ま、いいか(笑)。
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